各部屋はフランス18世紀ロココ様式を、高さ広さなど日本の住宅に合わせ忠実に再現し、室内の照明・家具・調度品・絵画全てが装飾集団として考え統一されている。また展示されている品々も貴重なものであり、装飾の美術館として楽しんでいただけることでしょう

玄関ホール
玄関欄間のステンドグラスは1993年当館の為に黒田長久氏(日本野鳥の会会長)が描いた極楽鳥の絵を菊地健一氏が古典技法で制作。

階段室
左右に分れた階段室は天井画が描かれ、16灯のシャンデリア、正面の壁には肖像画、対面の壁には200号のキャンバスに描かれた宮廷画家フラゴナールの「ブランコ」が模写され天井画と一体

楯の間
暖炉の上の絵はオギュスト・ブルトゥィユ.の肖像画が、壁面はブルトゥイュ城と文化締結の協定書、紋章使用許可証が飾られ、喫茶室に使われている。

カーブ徳雅洞
カーブボンムダム

'93年6月9日完成のワイン倉は皇太子殿下御成婚を祝し徳雅洞と命名

ブルトゥィユ侯爵の間
レネットの間

ヴェルサイユ宮殿と同じロココ様式で花と貝をモチーフに曲線の額縁に金の装飾壁面、奥の部屋はレネット(小さな女王 ポンパドールが少女の頃の渾名)の間。

舞踏の間
ポンパドール・ピンクの舞踏の間の両壁面にゴブラン織りが飾られている。コンサートやパーティ、講演会の会場として使われる。

学問の礼拝堂
サロン文化賞を受賞され亡くなられた先生方を祭る学問の礼拝堂、当館と姉妹協定を結ぶブルトウィユ城のチャペルを縮小、締結10周年を記念し、1995年館主自ら礼拝堂内を彫刻、建築した。

学問の神殿
貴婦人の読書像がおかれているドームの神殿はサロン文化賞授与者の学問の神殿として計画、1999年ジョフラン夫人(1699ー1777)生誕300年を記念し建設

書斎と図書の間
中央の書棚にはコーマルアカデミーのメンバーから寄贈された本が展示されている

お庭の紹介

翼の間
玄関ホールに立つと鳥が翼を広げたようにシンメトリーに設計され、突き当たりにはコンソールが置かれ壁には鏡が飾られている。この間の壁面は展覧会に使われる。

ブルトゥィユの間にはコーマルアカデミーのメンバーの中で音楽家のサインがあるチェンバロがあります

サロン文化の泉
百科全書(1751年フランスで刊行)を台座にした中央の噴水は1992年3月にサロン文化賞を受賞された黒柳徹子さんが命名

裏庭
中央の花壇の蔦はロココの女王ポンパドゥール公爵夫人が愛したメナール城の蔦を移植、メナールの丘と命名。
蔦に囲まれた石仏は館主の文化に興味をもつ原点になった俳諧の祖、山崎宗鑑没後400年を記念し宗鑑自刻像を1994年館主自ら制作

前庭
庭の入り口ではブルトゥィユ城の紋章とコーマル城の紋章を携えたライオンがお出迎え。

お部屋のご案内

茶室の紹介

茶の湯の会でのみ開放しております
お茶会等でご利用をご希望の方はご相談ください